もう一人のY君

iPhoneアプリのレビューやアップデートレビューなどを書いています. たまに数学の記事も書きます.

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(情報収集)キュレーションとフィードリーダー, どっちが良い?

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 ネットの規模が大きくなり, またスマホの誕生によって情報を得るための手段がどんどん移り変わっていますね.

 

[Contents]
 

 

 内容によっては僕の主観が入り混じってるかもしれません, ご了承を.

 

前置き(主に提供側からの視点)

これまでの「ネットからの情報収集」

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 今までは、ネットで何かを探すにはブラウザからキーワード検索したり, アクセスしたページからアクセスするのがせいぜいでした.

 或いはブックマークから…ですかね.

 

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 基本的にブログを含め数多のサイトは, 自分から各々のユーザーへ向かっていく訳ではなく, そこに鎮座してアクセスを待つ, 「静的」な存在です.

 従ってブロガーやサイト運営に関わる側の至上命題の一つは, 単純に人気になることはもちろん, 何より「より多くのキーワードで検索上位にあること」でした.

 如何に自分のサイトへ読者を導くか…これは昔も今も変わりません.

 どんなに良いものを書いても, より多くの人に見られる機会が少なければ意味がありませんしやっぱりやりがいを感じられませんよね.

 検索上位なら検索して直ぐに皆の目に映るので見られやすいです.

 目的次第で程度は異なるでしょうが, 最低でも検索で3ページ以内, 勿論1ページ目に来るのが理想ですよね, あわよくば1位.

 

  よりアクセスの多いサイトやサービスに被リンクされれば尚「おいしい」です.

 

  いずれにしろ, 各々の検索エンジン, 特にGoogleが評価してくれなければ, 簡単にアクセスを望めませんし, まして注目されるのも容易でない状況でした.

 

  「相互リンク」に惹かれるのも分かる気がします, 僕は「その時期」にまともにブログらしきことすらしてなかったですが.

 

 

SNSの誕生

  時を経て, 世の中にソーシャルネットワーキングサービス, SNSが現れ始めます.

  線引きが難しいですが最古は2004年のmixi, Facebookでしょうか?(因みにTwitterは2006年, Instagramは2010年, Google+, LINEは2011年)

 

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  これらは本来の目的であるSNSの役割を果たしながら, ブロガーやサイト運営の立場から見れば, これまでの静的なアクションだけでなく「SNSによるアピール」だけでなく, その中に「動的な誘導」をもたらす事に気付きます.

  結果的にそれを悪用するユーザーこそあれ, 結果的には互いに益をもたらしました.

 ブログやサイトのアクセスアップ指南のサイトさん方がSNSの活用に触れるのは言うまでもありません.

 

 結果的に, プロでなくとも(プロの方は更に)活躍の場を増やし, エンドユーザーもまたより多くの情報を, より確実に得る機会を得ました.

 

 しかし情報の肥大化は, そのままでは「検索のし辛さ」に繋がります.

 折角の貴重な情報も, 肥大化した情報に埋もれては本末転倒です.

 SNSなどによるアプローチは「読者」ならばその影響はまだ大きくはありませんが, 更に多くの読者候補の方々に如何に読んでくれるか…逆に情報を集める立場として, 望む情報を如何に確実に知るか…と言うのは互いに悩ましい問題です.

 

 これらを解決する手段の一つが, リーダーであり, キュレーションと呼ばれる仕組み, またはサービスな訳です.

 

 前置きが長くなりましたがここから本文になります.

 

 

(RSS)リーダーとは

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 ブログやWebサイト, Podcastはフィードと呼ばれるフォーマットにして配信されています(されてない場合もあります).

 このフィードを購読する(読む)ソフトウエアの総称をフィードリーダー(またはRSSリーダー, 以降リーダーと略します)と言います.

 

 個々が好みのブログなどをリーダーに「コレクション」して, 後はリーダーを介して新しい記事が更新されるのを待つだけ…というわけです.

 

 ブログなどを読むには, これまでは「自分達が見に行く」のが当たり前でしたが, 一度リーダーに登録しておけば, 新しい記事の配信を含め, 購読をリーダーから一括して行う事ができます.

 複数のブログやサイトを管理できるので一々検索してアクセスする必要はありませんし, また配信側も宣伝の手間が省けます(購読者限定ですが).

 

Feedly - your work newsfeed

Feedly - your work newsfeed

  • DevHD
  • ニュース
  • 無料

 現在多くのリーダーがありますが, 個人的に愛用しているこのFeedlyが人気でしょうか.

 

sbapp.net

 sbappさんがFeedlyについて連載されているので使い方などの参考にどうぞ.

 

パレット -自分色に染めるRSSリーダー

パレット -自分色に染めるRSSリーダー

  • Yuya Urayama
  • ニュース
  • ¥480(記事執筆時)

 


  「毎日使うものだから、自分に合わせて使ってほしい」見た目も色も、機能さえ!自分で変えれるRSSリーダー「パレット」をリリースしました 「毎日使うものだから、自分に合わせて使ってほしい」見た目も色も、機能さえ!自分で変えれるRSSリーダー「パレット」をリリースしました

 これは!ログさんによるパレットというRSSリーダーは, Feedlyを利用している上日本語対応, カスタム性が高く自分好みにできるということで人気を博しています.

 

 

リーダーの限界

 リーダーよって情報収集に一つの解決を見いだせましたが, しかし我々の「欲」というのは良くも悪くも際限がありません.

 

 登録していなかった別のサイトも有益だと登録し, はたまた別の機会にまた良さそうなサイトを見つけたので登録…としていくと, 今度はフィードそのものが肥大化しかねないのです.

 これでは本末転倒です.

(逆に時間に余裕がある人は例えばまとめサイトはてなブログの新着エントリーやホットエントリーなどをリーダーに登録してみましょう, 時間がいくらでもつぶせます. まとめサイトは「被る」ことがありますが)

 

 逆に「そういうものだ」と割り切って使うのもアリです.

 

 そこでキュレーションのアイデアの登場です(いや, ホントにそういう事情かは分かりませんが).

 

 

キュレーションとは

 世の中には色んな情報で溢れています.

 特にこれだけ多様化、肥大化したネット界隈では、(真偽の程は置いといて)大量の情報が駆け巡っています.

 

 先程のリーダーの話のように, 肥大化した情報の中で自らチョイスしたフィードだけで満たされるとは限らない, しかしどんどんフィードを増やすのも宜しくない.

 

 余りフィードが増えると購読だけで時間がかかってしまいます.

 こと時間の少ない日本人の中にはトコトン掻き集めた大量のフィードを悠長に読んでいる余裕はありません.

 

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  そこで, 「ユーザーが好んで読んだ記事, または特定のカテゴリに絞って, その情報を元に, ユーザーが興味を持ちそうな記事を優先して収集し, まとめる」という方策が現れました.

 これが正にキュレーションの考え方です.

 

 そういう意味ではFlipboadやグノシーをはじめとする各アプリに限らず, Togetterまとめサイトはてなブックマークなども, 自動か手動かの違いなだけでこれに当てはまります.

(Flipboardはキュレーションでなく, 「収集」を意味するアグリゲーションと言われることもあります, キュレーションはアグリゲーションに関連性や意味づけを加えて質を高める意味で「上位」的な存在のようです)

 

 特に自動収集型は, 使えば使うほど「ユーザーの好み」により近づくので, 個々のレベルで読む価値が上がり, またフィードの中から自分で絞り込む…という行為も不要なのでより収集にかかる時間が短くなり, 効率良く「自分が知りたい情報」を得ることが出来るわけです.

 

キュレーションマガジン antenna[アンテナ]

キュレーションマガジン antenna[アンテナ]

  • GLIDER associates, INC.
  • ニュース
  • 無料
カメリオ - キーワードでニュースを収集 (Kamelio)

カメリオ - キーワードでニュースを収集 (Kamelio)

  • 白ヤギコーポレーション
  • ニュース
  • 無料

 キュレーションアプリは本当にたくさんあります.

 各々に特徴があり, 自分にあったアプリを使うことでより効率的に好みの情報を知ることができます.

 

 

キュレーションのデメリット

 しかし逆に言えば「好みから外れた情報を耳に, 目にする機会をより失う」事にもなります.

 初期の頃に見落とせば, 配信されたもののすべてが必ずしもユーザーの欲を満たす可能性を保証しない場合もあります.

 どちらが良いかは個々に委ねられる事でしょう.

 

 

あとで読む」の共有

 これまでのブックマークは, 個々人が使う閉鎖された存在でしたが, はてなブックマークやPocketといった, ただブックマークするのでなく, それを共有するというアプローチも出てきました.

 これらはソーシャルボタンの表示の形で「注目度」として間接的にアピールしたり, ブックマークそのものを共有することで拡散させる力を持っています.

 Pocketは拡散力に劣る部分はありますが, はてなブックマークについてはそれ自身がまとめサイトのような役割を担っています.

 このように情報収集のアプローチそのものも,多様性を見せています.

 

 

Googleリーダーが終了してもリーダーは終わらなかった

 キュレーションの誕生と似た理由でGoogleリーダーが終了しましたが, しかしリーダーが終わることなく, Feedlyをはじめ未だ隆盛を保っています.

 つまるところどちらもメリットデメリットがあり, 誰がどちらを取ったか, シンプルですがただそれだけのことだったんでしょう.

 

 

主観

 僕個人の考えとしては, 良くない, 悪い情報も貴重な情報と見なしているので, そのような情報も目を通せるリーダーに分があると思っています.

 過去Flipboadやグノシーを触りましたが, 何か物足りなさを感じたので長くは続きませんでした.

 

 情報源がネットだけだと偏るとか知識が狭まると言われますけど, 寧ろネットの方がその場で更に調べることができます.

 それに偏ってるのはお互い様ですよね, ネットの方がそのウェイトが高いというだけで, 寧ろネットによってメディアが偏っているのを曝かれるのも一つ二つではありません.

 新聞を読むなとは言いませんが, 僕が考えるのは収集する手段は多い方が良い, ただこれだけです.

 そんなにネットを叩きたいなら, 自分たちが偏向したり誤報した時に棒読みでサラッと「反省してまーす, はい, では次のニュース」で終わらすような行為をやめてからにしてほしいものです.

 折角の新聞もメディアも, 拡散力として強大なのに勿体ないことですよね.

 

 これらを利用する上で一番良いのはキュレーションサービスで好みの情報をガッツリ読んで, それ以外はリーダーで広く浅く…が良いと思うんですけどね, 但し時間がある場合に限るんですよね…

 

 選択肢はたくさんあるんだから, 個々が選べばよいだけです, 「若者の○○離れ」なんて知った事ではありません.

 古きから学ぶのは大事ですが, 新しきを迎えるのも大事です.

 更に大事なのは, 真偽を見極める力ではないでしょうか?

 

 知識を得る手段が多ければ, 機会が多ければ, それに越したことはありません.

 

 新聞であろうとネットニュースであろうと, 読み手がそこから考える事をやめたら同じ事です.

 

 そこで答えが見つかったと判断するか, まだ先があると見なすかは読み手次第です.

 新聞やネットニュースは結論か, それに至る通過点でしかありません.

 SNSが絡めば, そこから話の花が咲くこともある.

 

 「当たり前」って, 常にそれまでのものが隆盛を誇るとは限らないし, 拘る必要もないのです.

 新聞だって, 「当たり前じゃない」時代がありましたし.

 同時に過去の当たり前を捨てる理由にもなりませんが.

 

 新聞もある, ネットニュースもある, ネットニュースはサイトからアクセスしても良し, リーダーから購読するも良し, まとめサイトやキュレーションから読むも良し, 興味が沸いたらソースもしっかり読むも良し…

 それでいいじゃないですか, ねぇ?

 

 

 簡単に言ってしまえばリーダーは浅く広く, ガッツリ読む事もできる重装備系, キュレーションは好みをピンポイントにサッと送ってくる狙撃手のような感じです.

 どちらにも良い悪いがあります.

 自分なりの最良を見つけて, よりよい情報集めをしましょう.

 

[阿修羅 掲示板]ここに注視。情報操作として使われている「7つの原則」とは・・マスコミは軍事技術のソフトだった 墨染

www.bllackz.com

 「情報操作」についてこんな記事があります, ご参考まで.

 

 後半, 重い話になってしまいました…

 

 いずれにしろ, 情報社会と言われる昨今, ネットからの情報を無視するわけにはいきません.

 嘘で溢れているのはとっくに知られていること, いつまでもそんなこと言って忌避していたら情報格差に呑み込まれます.

 「与えられて満足」する時代はとっくに過ぎています, 今は「こんな自分でも『与える側』になれる時代」です.

 

 そのうちメディアから「若者のネットニュース離れ」なんて言われるに決まってます, そういうのに耳を傾ける暇があったらもっと意味のある事に時間を費やした方が良い.

 

 その一つがリーダーであり, またはキュレーションです.

 

 そしてこれらもまた情報収集の通過点なのです.