もう一人のY君

iPhoneアプリのレビューやアップデートレビューなどを書いています. たまに数学の記事も書きます.

もう一人のY君 MENU  MENU

AppleがiOS12.1をリリース, iTunes12.6.xはどうなったか

ios12.1

 先日AppleがiOS12.1をリリースしました, 今回は簡易レビューとiTunesについてになります.

 

スポンサーリンク

 

 

アップデート情報

181101_00

 アップデートのサイズはiTunesアップデートで2.90GB, OTAアップデートで386.MBでした.

 デバイスなどにより値は若干異なる場合があります.

 

  1. グループFaceTime
    1. 最大32人の参加者との同時ビデオ通話およびオーディオ通話に対応
    2. エンドツーエンドの暗号化により会話のプライバシーを保護
    3. “メッセージ”のグループチャットからグループFaceTimeを開始。グループFaceTime通話に途中から参加することも可能
  2. 絵文字
    1. 赤毛、白髪、巻き毛の新しいキャラクター、頭髪がない人の新しい絵文字、より感情豊かな笑顔のほか、動物、スポーツ、食べ物を表す追加の絵文字など、70種類以上の絵文字が新たに追加
  3. デュアルSIMに対応
    1. eSIMを使ったデュアルSIMを導入。iPhone XS、iPhone XS Max、およびiPhone XRでは、1台のデバイスで2つの電話番号の使用が可能
  4. その他の改善および修正
    1. iPhone XS、iPhone XS Max、およびiPhone XRの“カメラ”のプレビューに深度コントロールを導入
    2. iPhone XS、iPhone XS Max、およびiPhone XRのモバイルデータ通信接続を改善
    3. Face IDまたはTouch IDを使って、お子様のスクリーンタイムのパスコードを変更またはリセットできる機能を追加
    4. iPhone XS、iPhone XS Max、およびiPhone XRの前面側カメラで撮影した写真で最もシャープな参照フレームが選択されないことがある問題を修正
    5. 2人のユーザが同じApple IDを使って複数のiPhoneでサインインしていたときに、メッセージが1つのスレッドに結合されてしまう問題を解決
    6. 一部の留守番電話が“電話” Appに表示されない問題に対処
    7. “電話” Appでその電話番号の連絡先の名前が表示されないことがある問題を解決
    8. 特定のWebサイトがスクリーンタイムのアクティビティレポートで報告されないことがある問題を修正
    9. ファミリー共有で家族を追加または削除できないことがある問題に対処
    10. iPhone X、iPhone 8、およびiPhone 8 Plusで、デバイスが突然システム終了しないようにするパフォーマンス管理機能を追加(機能を無効にすることも可能)
    11. iPhone XS、iPhone XS Max、およびiPhone XRにApple純正バッテリーが搭載されているかどうかを検証できない場合に、ユーザに通知する機能を“バッテリーの状態”に追加
    12. カメラ、Siri、およびSafariにおけるVoiceOverの信頼性を改善
    13. 一部のエンタープライズユーザに対して、MDM Device Enrollmentで無効なプロファイルエラーが報告されることがある問題を修正

 

 

アップデート時間, 使用可能容量

181101_01

 アップデートにかかった時間はおよそ21分22秒でした.

 使用可能容量については前回iOS12.0と比べ大きく変わっていませんね.

 

 

iTunes12.6.xは使えるのか

 個人的に心配だったのはiOS12.1にしてiTunes12.6.xのシリーズが使えるかどうかでした.

 少なくともiPhone6, Windows 10(64bit)でiOS12.1にアップデートし, iTunes12.6.5にダウングレードしてアプリの同期が可能であることを先程確認しました.

 

企業環境で iTunes を使って App を配布する

iTunes で App を配布する方法について説明します。

 いつもの企業版のリンクにある中身がiTunes12.6.5のままだったので気になっていましたが杞憂に終わりました.

 しかしリンク先で補足されている通り, Mac OSについては最新OSでiTunes12.6.xそのものが使えないため, Mac PCのiTunesでどうしてもアプリ管理をしたい場合はOSのアップデートは控えないといけません.

 

 もしかするとこの要件を満たす新たなバージョンが出てくれるものと期待していましたが残念な結果ですね.

 一度この流れになるとこのままになってしまう恐れがありますから.

 幸いWindows版についてはこの限りですが, Macが先んじてこの対応となった今, いずれWindowsでも廃止されてしまう可能性を考えるべきかもしれません.

 とはいえ「企業環境」と謳っていますから(厳密には学校向けでもあります), アプリ管理を100%デバイス管理とさせることはない…と思いたいものです.

 

 今後もアップデートそのものだけでなく, アプリ管理可能なiTunesの動向を注視していく予定です.