ピンポイント問題第3弾です.
問題
自然数 と 非負実数 について,
となるような実数列 を定めます.
このとき
であることを示してください.
については自明なので証明では無視してかまいません(特に以下の証明では は使えない箇所があります).
知恵袋だったか忘れましたがどこかで見たときは でした.
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[問題の証明]
二項定理をうまく使います.
任意の実数 , 自然数 について
ですから, に 或いは を代入すると以下になります.
ここでさりげなく初項の について
としています.
さてこの2式を足したり引いたりして整理すれば次を得ます.
明らかに前者は , 後者は に相当しますね.
従って
〆
どこかの参考書なり試験などにありそうな問題でしたね.