ここへきて何故…?
朗報にも思えますが, そう簡単には行かなそうです.
ポリシーに上限数の記述が無くなる
広告の配置に関するポリシー - AdSense ヘルプ以下のリンクをクリックして関心のあるセクションをご覧ください。 偶発的クリックの回避 偶発的クリックの誘導
これまでのポリシーには
- 広告ユニット3つまで
- リンクユニット3つまで
- 検索ボックス2つまで
が, 1つのページで貼れる上限数として記述されていましたが, これらの記述が無くなり, 内容が以下のように変更されています.
価値の高い広告枠
広告や有料の宣伝用資料は、配信するページのコンテンツよりも多くなってはならないものとします。また、コンテンツは、ページを訪れるユーザーの関心に合った、価値ある情報を提供するものでなければなりません。そのため、ユーザーにとって価値がほとんどないページでの広告配信と広告の過度な表示は、修正が行われるまで制限または無効にされる場合があります。
許可されないページの例を次に示しますが、これらに限定されません。
- 第三者が提供するコンテンツに付加価値を付けずに、コンテンツをミラーリング、フレーム処理、スクレイピング、リライトしたページ
- サイト運営者様が提供したコンテンツよりも、広告の方が多いページ
- 手動によるレビューやキュレーションなしで、自動生成されるコンテンツのページ
- 広告配信専用ページ、コンテンツのないページ
- ウェブマスター向けの品質に関するガイドラインに準拠していないページ
制限数が無くなった代わりに重視されるようになるもの
上記の通りで, これからは例えば広告ユニットを4つ以上貼れるようになったわけですが, 引用にあるのを言いかえれば
- コンテンツよりも広告がページの多くを占めていないか
- そもそもコンテンツの中身が少ない, 薄い, 自動生成されたものかどうか
といった, ページの内容の濃さを重視するような規約に変更されているのが分かります.
1記事1記事ガッツリ書いているサイト, ブログさんであれば4つ以上ホイホイ置いても問題無さそうですが, 価値が無いと見做された場合は掲載してくれない可能性が出てきました.
掲載されないだけならまだ良いですがそれ以上のペナルティを受けるかどうかがイマイチ分からないところです.
また, ポリシーにある
- サイト運営者様が提供したコンテンツよりも、広告の方が多いページ
は, どうやらGoogleアドセンス以外の広告も含まれるようです.
Googleアドセンスの上限をサポートする形で配置した他の広告を含め, 記事コンテンツと広告のバランスが問われるということになります.
また記述が無いため, どの程度の文字数等と広告数なら許容されるのかもはっきり分かりません.
この辺は様子を見てみないと分からないですね…
はてなブログ(無料アカウント)の影響は
ここで困るのがはてなブログを無料アカウントで運営されている場合です.
先日から強制的にスマホ表示の一部環境で運営側によるGoogleアドセンスが貼られる仕様になりました.
お陰でブロガー側がアドセンスを貼れない状況となったわけですが, 今回の改訂で理屈としては我々も追加で貼れるように「は」なりました.
しかし改訂されたポリシーには別の要素, つまり「コンテンツの価値」がその判断となりましたから, 書く内容によっては無料のままでも或いは収益を上げられる可能性が出てきました.
とは言っても3つあるはてな側のアドセンスに交じった, 高々1つ2つの広告でどこまで勝負できるかは微妙なところですが…
〆
上限が無くなってヤッター!…と, そうはいかなそうですね.