iOS14がリリースされたことは喜ばしいですが, そうなると心配になるのはアプリ管理が可能なiTunesがちゃんと使えるかどうか…ですね.
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概ね問題なし
現在アプリ管理が可能でかつ配布されているiTunesのバージョンは12.6.5です.
加えてこのバージョンは企業向けということで残っているという話で, 公式ページにもある通りテクニカルサポート圏外です.
できればiTunes12.6.5のまま使いたいところですが端末のアップデートを行う際は最新のiTunesでないと不可能なため, その後もアプリ管理をしたい場合はアップデートを行うたびにiTunesを最新にし, その後ダウングレードする…という手間が生じます.
ともかくiOS14で登場したウィジェットを配置した状態でアプリの同期を行ってみます.
この時点でiTunesは最新のバージョンになっているため, 先程紹介した記事を参考にダウングレードします.
記事にもありますが最新のバージョンにする前にライブラリファイルを必ず退避させておきましょう.
必須ではありませんがiTunesを入れ替えすることで音楽をはじめとするコンテンツライブラリが空っぽになるため, 入れ直しで面倒なことになります.
画像はiTunesを12.6.5にダウングレードした後にiPhoneを繋いだ状態です.
先程の画像にあったホーム画面の時計ウィジェットが消えているのがわかります, 嫌な予感がしますね.
表示されたりしなかったりしますが同期に失敗したというメッセージが表示されることがありますがiOS13の時にもありましたのでスルーしましょう.
バックアップも同期も問題なく進んでくれます.
ただ, アプリのコピーが開始される前に端末が一度ブラックアウトし, その後ロック画面になる(パスコードを設定していた場合はパスコードでロックの解除を求められる)ので注意しましょう.
ただバックアップに関しては当てにしない方が良いでしょう, できれば最新のバージョンでバックアップを取り, 万が一はそれを使用するべきです.
アプリの同期などは無事行われましたが, 案の定ホーム画面のウィジェットが消え, その影響でアイコンの配置が乱れてしまいました.
〆
使えるには使えることがわかりましたが, 注意すべき点をまとめると
- バックアップは最新のバージョンで行ったものを使うべき
- ホーム画面のウィジェットは同期のたびに消える
ということです.
バックアップについては前々からそういう意識で使っていましたがウィジェットについては面倒ですね…
仕方ないと言えばそれまでですがそれでもPCやMacでアプリ管理をしたい…という場合はこれまで以上に手間を要することを予め想定した上で使用しないといけないですね.