ヒートマップのどういう値なのか…がまだよくわかっていません.
とりあえず「そういうものがあるよ」という紹介記事です.
※価格は記事執筆時のものです. 現在の価格はApp Storeから確認ください.
レビュー時のiOSバージョン : iOS14.7.1
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解析ログのヒートマップ
バッテリーのサイクル数や寿命を取得するのにも使っている解析ログですが, 見ればわかる通り他のデータもたくさん存在します, アプリを開いた回数とか充電した回数とか.
大抵はそこまでして見るものでなかったり, よくわかっていないものばかりです.
その一つがヒートマップです.
ただしこれも日によってデータ自体がなかったりします.
画像の通りバッテリー(mV)とCに応じて値が書かれていますが, CがCレートのことなのか電荷のことなのかもよくわかりません(前者だと思うんですけどね).
画像では12項目分ほど写っていますが実際にはもっとあります.
ただこんな数字の羅列ではイメージしづらいです.
ヒートマップなんですからヒートマップとして画像化したほうがわかりやすいはず.
充電
解析ログデータはある程度の期間持っているので, 適当な期間を空けて3つずつ, 充電と放電をそれぞれ作ってみました.
具体的には2021年1月1日と同じ年の6月2日, そして8月2日です.
選んだ理由は適当です.
まずは充電から
2021/1/1 充電ヒートマップ
30-35C, 4100-4200mVをトップに周囲の値が目立って大きいですね.
4330-4350mV辺りも若干値が大きいです.
2021/6/2 充電ヒートマップ
次は6月2日です.
1月1日と比べて4000mV周辺の値が激減し, 代わりに4330-4350mV帯が大きくなっています.
しかし値を見ると後者は大きく変わっていません.
充電の方なので充電環境によるものでしょうかね.
2021/8/2 充電ヒートマップ
8月2日のものです.
値の高層が4100-4200mV周辺に戻りました.
放電
次は放電です.
2021/1/1 放電ヒートマップ
まずは2021年1月1日から.
25-30C, 3900-4100mVを中心に分布しています.
2021/6/2 放電ヒートマップ
次は6月2日.
1月1日と大きく変わりませんがC値が15-25C辺りに移動しています.
値が全体的に小さいのも気になります.
2021/8/2 放電ヒートマップ
最後に8月2日.
1月1日のものに近いように見えますが中心部分が更に大きくなっています.
放電のヒートマップなので利用状況を反映しているとは推測されます.
最初はこれらの値の合計がその日の秒数や分数と推測したんですが, 実際の合計時間はそこから余りにも外れたものであったため違うようです.
〆
普通は我々エンドユーザーが見るものでないためわからないのは仕方ないと言えば仕方ありません.
それでもサイクル数やバッテリー寿命以外に有益なデータがあれば知りたいものです.