主にブログ内検索に使うサービスですが、組み合わせによって邪魔なサイトをNG設定して検索結果に表示しないようにできます.
検索の質向上に使えます.
※価格は記事執筆時のものです. 現在の価格はApp Storeから確認ください.
レビュー時のiOSバージョン : iOS15.1
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カスタム検索エンジンの作成
まずはカスタム検索の環境を作ります.
Googleにログインした状態でこちらのサイトにアクセスします(すべての操作がスマホでも完結します).
画面左上にある「新しい検索エンジン」をタップします.
- 検索するサイト(後で編集できるのでなんでもいいです)
- 言語
- 検索エンジンの名前(管理する上で必要です、ある程度区別しやすいものに)
を入力し、作成します.
「お疲れさまでした」云々のメッセージが表示されれば作成完了です.
画面右下の「コントロールパネル」をタップするか、左にあるメニューの「検索エンジンの編集」から今作った検索エンジンを選択します.
「公開URL」がこの検索エンジンを使った検索フォームのURLになります.
今後カスタムした結果は、このURLにアクセスした先で検索することで反映されます.
同じページを少し下ると「検索するサイト」の項目があります.
先程の「検索するサイト」に書き込んだURLが載っているはずです.
このカスタム検索エンジンでは、「検索するサイト」に追加されているサイトのみが対象となります.
例えばここにhttps://news.yahoo.co.jp/がなければ検索結果にヤフーニュース関連の記事は表示されません.
削除したい場合はチェックして「削除」を選択します.
例えばこんな感じでwikipediaのURLを2種追加した状態にしておきます.
検索結果は追加したURLのものしか表示されません.
今回であれば同じwikipediaでも英語版などは表示されません.
ちなみにこれは普通に検索した結果です、どちらも検索エンジンはGoogleですが全然違いますね.
URLをNG指定する
上記は検索エンジンの対象とするものですが、逆に除外することもできます.
「検索するサイト」の項目右下に「詳細設定」とあるリンクをタップします.
すると新たに「除外するサイト」の項目が現れます.
「検索するサイト」と同様に除外したいサイトのURLをここに追加していきます.
では先程「検索するサイト」に追加していたものをまるごと「除外するサイト」の方に追加し、「検索するサイト」の方が空っぽだとどうなるでしょう.
なんとなく「除外するサイトに追加したサイト以外が対象になる」と思いたいところですが…
実際は画像の通り、「一致する結果はありません」となります.
「検索するサイト」がないんですから当然ですね.
では除外するサイトだけ追加して検索できないのか…
それを実現するためには「検索するサイト(除外するサイト)」の更に下にある「ウェブ全体を検索」をオンにすることです.
これによって、全体を検索しつつNGに指定したサイトを除外します.
実際にこの状態で検索してみると、今度は日本語版のwikipediaが結果に表示されないようになりました.
通常の検索結果との比較は言うまでもありません.
よってこの状態で「除外するサイト」にNG指定したいサイトをどんどん詰め込んで行けばいいわけですね.
除外するといいサイトの一覧は例えばこちらを参考に.
Youtubeなどの動画も、検索する状況によっては不要なので除外したいところですね.
ショートカットレシピを使って好きなカスタム検索を呼び出す
見ての通りカスタム検索は目的に応じて複数作ることができます.
ひとつひとつブックマークなどでアクセスするのは面倒なのでショートカットを使えば一つで済みます.
「メニューから選択」と「URLを開く」でその時々で別のカスタム検索を使います.
もちろん通常の検索も入れるとよいでしょう.
以前紹介した"allintext"の場合も入れるのも悪くありません.
〆
アドブロックの検索版みたいなものですね.
調べ物をするのに役立つと思います.