iOS18のリリースにより、アイコンを好きな場所に配置できるようになったため壁紙やアイコンの位置のカスタム性がまともになりました.
しかしショートカットアプリでただ追加しただけのものは実行すると専用の通知が表示されます.
これはショートカットによるもので通常の通知とは別モノ、なので設定アプリの通知をオフにしても意味がありませんしショートカットの「通知を表示」アクションが使えなくなる致命的なデメリットがあるため、この方法はおすすめしません.
その代わりiOS17で一時的に使えた擬似的なバグを用いた方法があり、今回はそれがiOS18でも通用するか確認しました.
なお検証に使った端末はiPhone12mini,iOS18.0です.
注意事項として以下があります.
- ダイナミックアイランド対応機種でどうなるかは把握していません
→ダメだったという報告がありました - 同じiOS18でもアップデートで使えなくなる場合があります
※価格は記事執筆時のものです. 現在の価格はApp Storeから確認ください.
レビュー時のiOSバージョン : iOS18.0
スポンサーリンク
アプリアイコンを追加する方法
ではレシピを簡単な順に紹介していきます.
アプリアイコンの作り方は上に貼った記事にあります.
1つ目
1つ目は「アプリを開く」で希望のアプリを開く前に「テキスト」アクションを入れるだけです.
「テキスト」の中は好きな文字を入れても問題ありません.
2つ目
2つ目は1つ目で「テキスト」アクションを使った代わりに「数字」アクションを使います.
これも中に数字を入れても問題ありません.
3つ目
3つ目は同じく代わりに「何もしない」アクションを入れるだけです.
これもシンプルですね.
4つ目
4つ目はアプリを開く前に「何もしない」アクションを「結果を表示」で出力する処理を入れる方法です.
「結果を表示」には「何もしない」以外余計な文字を入れてはいけません.
アクション数がひとつ増えましたが大した問題ではないですね.
5つ目
5つ目はアプリを開く前に「VoiceOverを設定」アクションを追加し、「オフ」に「変更」となるよう入力を指定したものを入れます.
VoiceOverを利用している方は他を使ったほうが良いですね.
6つ目
6つ目は「アプリを開く」の入力として「テキスト」アクションに入れたアプリのラベルを入れる方法です.
アプリのラベルとは、ホーム画面にある各々のアプリアイコンの下にある文字のことです.
「アプリを開く」などでアプリを選ぶときに出てくるアプリ名もこれに準じています.
「アプリを開く」アクションは通常薄い「アプリ」を書かれている部分をタップしてアプリの一覧から選択しますが、長押しすることで変数から指定することができます.
これを利用し、長押しからマジック変数でアイコンラベルが書かれた「テキスト」を選べばOKです.
見ての通りなので他の方法に対して面倒です.
〆
特に理由がない限り1~3のどれかを使うのが無難ですね.
アプリを開くためだけに面倒なレシピを組むメリットはありません.
この方法は言ってみればアクションの抜け道、マイナーバグを活用したものなので公式な方法ではありません.
直前に入れた各種アクションが、バナー通知の表示をいい意味で妨害していると考えられます.
バグなのでいつか予告なしに修正され使えなくなる可能性があることを理解した上で使ってください.
特にデメリットがあるわけではないのでやらないよりやっとくか…程度に思ってくれればいいです.