以前紹介したVCardですが、イチから作るのはちょっと大変です.
お手軽にVCardを使ったメニューを作れるサイトが公開されてたので簡単に紹介します.
※価格は記事執筆時のものです. 現在の価格はApp Storeから確認ください.
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Shortcut Menu Builder
こちらのサイトへアクセスします.
"Create Your Menu"の欄にある各項目を自由に入力していきます.
入力していくと"Preview & Export"の箇所でプレビューとVCardコードが更新されていきます.
アイコンのコード名は入力欄の上にある"lucide.dev/icons"にアクセスして確かめましょう.
実際にlucide.dev/iconsにアクセスすると画像のようにたくさんのアイコンが並んでいます.
希望のアイコンをタップすると、直下にコード名が表示され、下にも詳細が出てきます.
画像の場合はa-arrpw-downなのでこれを"Enter Lucide Icon Name"に入力し、"Try Icon"をタップすればPreview & Exportに反映されます.
VCardの項目を追加したい場合はPreview & Exportのタイトル右にある+アイコンをタップします.
完成したらページ右下(または下)の"Copy VCARD"をタップしてVCardコードをコピーします.
レシピ
Shortcut Menu Builderで作ったVCardコードを使って実際にレシピを組んでみます.
まず「テキスト」アクションを追加して、Shortcut Menu Builderで作ったVCardコードをペーストします.
「名前を設定」で上のテキストを例えばa,vcfとします(「ファイル拡張子を含めない」はオフのまま).
これに対して「入力から連絡先を取得」でVCardコードを連絡先に変換します.
この連絡先に対して「リストから選択」でひとつ選ばせます.
この時点で実行すると画像のようになると思います.
先日紹介した方法は電話番号を使ったものですが、今回は連絡先を使っているためか、NOTEの値は表示されないようです.
続けて「リストから選択」した結果に応じて処理をさせます.
「メニューから選択」と違って「リストから選択」を使った場合は場合分けにif文が必要になってきます.
if文の条件には「リストから選択」した結果を適用します、おそらくそのままでも大丈夫でしょうが、念の為変数をタップして(赤く囲った部分)、出てきたメニューから「名前」にチェックを入れておきます(すべてのif文で行います).
あとは各々に応じた処理を組んでいきます、画像では「リストから選択」した結果からVCardの各種データを表示するだけの簡単なものです.
先ほどのif文の条件でやったように、連絡先の各種項目は一度タップしてから種類を変更して該当するものに切り替える必要があります.
各々以下のよう関係になっているようです.
- N ⇔ 名前
- NOTE ⇔ メモ
- ORG ⇔ 会社
実行するとちゃんと取り出せていますね.
〆
見栄えの良いVCardメニューがパパっと作れるのでとても便利です.
ショートカット側の仕様のせいか、文字色や背景色は反映されないようです.