数日前にXのタイムラインに流れてきたレシピですが個人的に気になったので自分なりに作り直しました.
※価格は記事執筆時のものです. 現在の価格はApp Storeから確認ください.
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可能なかぎりショートカットに任せる
くだんのレシピがこちらです.
レシピを見るとわかるのですが
- スクショを撮る手間が生じる(スクリーンショットを撮るアクションはもう存在します)
- そのため「後で削除する手間」も生じる
という問題点があります.
せっかくのショートカットですからその場で完結したほうがいいですしその手段があります.
レシピと設定
まずスクリーンショットを自分で行う代わりに「スクリーンショットを撮る」アクションを入れます.
続けてスクリーンショットの結果から「画像からテキストを抽出」、「入力から電話番号を取得」で電話番号を取り出します.
この時点で得られた電話番号にはスペースが入っているので「テキストを置き換え」で取り除きます.
(先頭にある共有シート云々は設定ミスが残ったものなので無視してください)
こうして得られた電話番号を特定のサイトで表示してしまえば検索の必要すらありません.
今回はこの電話帳ナビさんを使います.
特定の電話番号0123-45-6789に対して「URLを開く」で
https://www.telnavi.jp/search?q=0123456789
にアクセスすればいいです.
レシピ自体はこれで完了です.
背面タップから実行してみる
レシピの仕組み上、着信の履歴画面から実行することになります.
このページに共有ボタンはないため、実行する手段として考えられるのは例えば以下になります:
- Assistive Touch
- 背面タップ
- アクションボタン
実際は今回の内容ひとつにこれらの機能そのものを割り当てるのはもったいないので、メニュー形式にして他のレシピなどと選択方式にするのが現実的だと思います.
ここでは背面タップを使ってみます.
設定アプリから「アクセシビリティ」、「タッチ」と進みます.
「背面タップ」を選び、ダブルタップとトリプルタップの好きな方を選んで先ほど作ったレシピにチェックを入れます.
これでスクリーンショットが撮られた後、該当する電話番号の電話帳ナビのページが開きます.
スクリーンショットは撮っただけなので端末のどこにも保存されていません.
なので削除する手間はありません.
"Web表示を表示"
実はサイトを開くのに「URLを開く」でなく「Web表示を表示」アクションを使う手もあります.
これはアプリ内ブラウザとして開くので、Safariアプリは開きません.
このレシピであれば、スクリーンショットを保存し削除する手間も、Safariを開く手間もいらないわけですね.
ただこの「Web表示を表示」アクション、便利な反面iOS18.1以降では画像のようにショートカットのシステム通知が開きっぱなしになるバグがあります.
今回のようにこれ以降何も処理しない場合は閉じるだけなので大して気になるバグではないのですがそうでないときはこれを閉じるとレシピも中断されるので厄介なバグです.
本記事では「URLを開く」でのレシピを先に紹介しましたが、今回のような使い方であれば「Web表示を表示」でも問題ありません.
〆
もっとハマるなら別の電話番号検索サイトも混ぜるとか、混ぜず別のサイトで検索し直すとか色々考えるでしょう、いっそこのことスクレイピングするとかもアリですね.
サッと調べるだけならこれが一番シンプルで無用なゴミの出ないやり方だと思います.