もう一人のY君

主にiPhoneのショートカットアプリのレシピやTipsなどを書いています. たまに数学の記事も書きます.

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【iPhoneショートカット】バンドルIDでアプリを開く

 

 以前誤った話ですが今回は合ってそうです.

 

 

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※価格は記事執筆時のものです. 現在の価格はApp Storeから確認ください.

 

 

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基本レシピ

 そもそもアプリを開くには「アプリを開く」アクションで希望のアプリを選択すれば済みます.

 しかしそれだと複数ある場合にいちいちひとつひとつ追加しなければならず面倒です.

 以前の「アプリを開く」は単純にアプリを選ぶしかありませんでしたが、今では長押しして他からの出力を選択できます.

 単純にアプリ名でもいいのですが今回は敢えてバンドルIDを使います.

 

 バンドルIDはアプリごとに固有の文字列で、アプリを開く以外にも目的があります.

 

 

 適当なアプリを選び、「App Storeのアプリを検索」でアプリを指定します.

 このときオプションの「取得」は1にしておきます.

 今回はまず結果を確認するだけなので「結果を表示」を追加し、「App Storeのアプリを検索」の出力だけ追加しておきます.

 

 

 このままだと「結果を表示」に出力されるのはアプリ名なので、追加したマジック変数をタップして「バンドル識別子」に変更します.

 

 これで実行すれば検索結果のアプリのバンドルIDがわかります.

 

バンドルIDでアプリを開く

 このレシピを使って実際にアプリを開くレシピを考えます.

 「App Storeのアプリを検索」まではそのままに、「アプリを開く」アクションを追加します.

 

 

 グレーアウト状態の「アプリ」部分を長押しし、「App Storeアプリ」を選ぶか「変数を選択」から「App Storeを検索」の出力を選びます.

 

 

 「App Storeアプリ」と追加されたらこれをタップします.

 

 

 出てきたメニューから「バンドル識別子」を選びます.

 

 

 「App Storeアプリ」から「バンドル識別子」に変わっていればOKです.

 実行して正しくアプリが開くのか確認しましょう.

 

 回りくどく見えますが、「アプリを開く」アクションはこうしてバンドルIDを使って開いていると思われます.

 

 別記事などでURLスキームに触れたことがあります.

 これもアプリを開くのに使えますがアプリごとに必ずあるとは限らず、またショートカット単体で調べることができないという致命的なデメリットがあります.

 もちろんURLスキームならではのメリットはあるのですが、こと「アプリを開く」だけに注目すればこちらでも良いと言えます.

 URLスキームと違ってバンドルIDはショートカットを使って手軽に調べられるわけですからね.

 

 

 

応用:バナーランチャー

 バンドルIDでアプリを開けるのはわかりました.

 なのでこれを使ったランチャーが作れるわけですが、ショートカット初期からあるようなメニュー形式のありきたりなランチャーは正直つまらないので、折角ですから各アプリのアイコンを使ったランチャーを作ってみます.

 どうせバンドルIDを調べるのにApp Storeにアクセスするんですから、同時にアイコン(アートワーク)も取得すればいいのです.

 

 

 まずは「リスト」アクションを追加し、希望のアプリ名を並べていきます.

 

 「各項目を繰り返す」アクションでリストの各アプリ名からアートワークやバンドルIDを引っ張ってきます

 「App Storeを検索」アクションから各項目のアプリを取得し(取得は必ず1に)、「名前を変更」アクションで取得したAppのアートワークの名前をバンドルIDにします.

 これを適当な変数に追加します.

 これで各アプリのバンドルIDの名前が付いたアートワークのリストが出来上がります.

 

 

 バンドルID付きアートワークからひとつ選べば、その名前は該当アプリのバンドルIDです.

 なので「アプリを開く」でリストから選択したアートワークの名前を指定してあげればバンドルID経由でアプリを開く…という仕組みです.

 

 

 実行すると画像の通り、各アプリアイコンによって直感的に選ぶことができます.

 

 

ストアIDで絞り込む

 ただし上記の場合、うまくアプリが特定できないことがあります.

 例えば単に文字数が少なすぎて難しいXの場合や、他の同名アプリが先行するMicrosoft Copilot、同名がないにも関わらず異常に検索が渋いGrokなどです.

 「App Storeを検索」はストアIDでも検索可能なため、そっちを使えば確実に絞り込めます.

 ストアIDもまたバンドルID同様「App Storeを検索」から調べることが可能なのでここでは省略します.

 

 

 必要箇所だけ載せると画像のような感じです.

 ストアIDだけだと何のアプリささっぱりわからなくなるので「リスト」アクションの代わりに「辞書」アクションを使い、キーにわかりやすい名前を、値にストアIDを入れます.

 繰り返しの対象は辞書のキーにし、辞書に対して繰り返し項目の値を取り出せば各アプリのストアIDになるのでこれを使って「App Storeを検索」でアプリを絞り込みます.

 他は前回と同様です.

 

 

 ちょっとクセのある方法ですが、紹介したような繰り返し処理が必要な場合にバンドルIDを使った手法が役に立ちます.

 

 

blog.thetheorier.com

 先日紹介した設定アプリを開くレシピ同様、バンドルIDはそこそこ活用のし甲斐があります.