Modified:2023/3/30
面白いアイデアを見つけたので紹介します.
iOS16.4で「ロック画面(画面をロック)」アクションが追加されたため、このTipsは不要となりました.
※価格は記事執筆時のものです. 現在の価格はApp Storeから確認ください.
レビュー時のiOSバージョン : iOS14.6
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Redditより
カラクリはショートカットでタイマーを使用することにあります.
時計アプリにある「タイマー」機能は, 「タイマー終了時」のオプションを「再生停止」にすることで, 時間が来ると問答無用でロック画面に以降します.
よってこの設定の状態でショートカットからタイマーをかけることで, レシピの好きな状況でロック画面に移動することができる…というわけです.
ちなみにReddit投稿者はオートメーションを使い, 指定のアプリを開いた指定秒後にロック画面に移動させる方法を紹介しています.
タイマーなのでショートカットがバックグラウンドに移動して28秒以上経っても問題なく動作します, 執筆する前に1分や2分などで試しましたが問題なく動作しました.
なおこの方法では再生中の音楽も停止します.
音楽を聴きながら寝落ちしても予めタイマーを指定しておけばそれまでには止まってくれます.
低電力モードでは停止できないのでこれは便利ですね.
汎用レシピ
この仕様を使って好きな時間が経過したらロック画面に移動するレシピを作ってみます.
具体的には「xx時間yy分zz秒後にロック画面に移動するレシピ」にします.
時間, 分, 秒を分けて入力するのは面倒なので, 今回はドットで区切って打ち込む仕様にします.
そのためドットで区切り, 分解して取り込みます.
上記で分割した3つの数を「リストから項目を取得」で一つずつ拾います.
「時×2400+分×60+秒」で指定した時間が秒に置き換わります.
これをタイマーの秒数として指定すればOKです.
通常であれば上記で終わりですが, 設定した時間が長い場合いつ時間になるか分からないものです.
なので指定時間を現在時刻に足した結果を通知で表示しておきます.
これで完成です.
実際に実行すると画像のように通知が表示されるので, 好きなタイミングでロック画面を開いていつロックされるかもわかります.
時間が来ればどんな状況であっても強制的にロック画面になります.
〆
よりもっと汎用的に, ロックしたいタイミングで1秒タイマーのアクションを入れるだけでそこからロック画面とすることができるということになります.
デメリットとしては, 中断するには時計アプリからタイマーを停止するしかないことですかね.
機能が機能ゆえに停止するアクションというのは出てこなさそうです.
iPhone Maniaさんが音楽を停止するオートメーションとして4月末にすでにこの手法を紹介していますね.
ようはタイマーアプリの仕様がキモなので,
- 寝落ちする前に音楽を止めたい
- 遊びすぎ防止としてスクリーンタイムと別に簡易的な時間制限として使いたい
- 相手に分からないよう自然に画面ロックしたい
などなど, 目的は様々だと思います.
気になる点としては, タイマーのこのオプションが無くなったら使えなくなるということですね.