こんにちは, @the_theorierです.
今サイトを編集していてふ…と気付いたことがおおまかに2点あったので報告します.
[iOS10の方へ]
iOS10では標準アプリのURLスキームの多く, 及びURLスキームスキームprefs:は使えなくなりました.
こちらから確認ください.
標準メモアプリがランチャーで使える!
これは後述するCrystalでの発見によるものですが, 先にこちらを.
標準のメモリアプリはAppleが公式にドキュメントしていない(公表していない…という感じ)で, その上少なくともiOS8の環境で一般のユーザーが使用できるのはウィジェットだけでした.
iOS9.0がリリースした今, 確認してみるとアプリランチャーから直接メモアプリが起動するのを確認しました, 因みにメモアプリのURLスキームは mobilenotes:// です.
なおデバイスは iPhone6, iOS9 になります.
確認したランチャーアプリは Launcher と Launch Center Pro(いずれも最新のバージョン)です.
不幸にも(?)手持ちでまともなデバイスは既にiOS9にアップデートに, また二つともアプリを最新にしてiOS9に対応済みなので, いづれか一方を満たさない環境でどうなるかは確認できません.
また公式を見てみたんですがドキュメントは更新されている様子は見られませんでした.
iOS9で新機能が増え, それに従って緩和されたんでしょうかね…
なお, iOS8.4.1時点での環境は以下となっています, 標準アプリでもサードアプリのアプリランチャーから直接起動できるものとできないものがあります.
コンテンツブロックアプリ「Crystal」を持っていると起動できるアプリが増える?
一番以外だったのはこちらでした.
Crystalとはこちらのことです, 今日の今日で話題ですね.
設定アプリからサクッと設定するだけで広告などのコンテンツをブロックし, サクサクとサイトを見られるようにできる拡張アプリですが, このURLスキームが
prefs:
だったのです!
知ってる方は察しがつくでしょうが, これは設定アプリのURLスキーム prefs:root のrootを取り去った状態です.
まさかと思ってLCPでもLauncherでも確認したんですが, 起動するのはCrystalでなく設定アプリだったのです…
普通なら「そっちのアプリが開くのかよ!」と憤慨するところですが, この子は拡張アプリなのでこの子自体を起動することはほとんどありません.
それよりも, これが意味する所は, 本来サードのアプリランチャーから直接起動できない設定アプリが, このアプリを所有していることで可能になる…ということです.
わざわざウィジェットからの起動に拘る必要が無くなったわけですね.
まぁ例えばLCPも何だかんだとアップデートしてウィジェットに対応してしまいましたし, 有名どころのいくつかはもうウィジェットで使えます...
とはいえそうでもないアプリも存在するわけで, 使い道は十分にあると思います…多分.
因みに現在URLスキームが判明していて, アプリランチャーから起動できないアプリ・アクションは
- 時計アプリ(各種)
- 設定アプリ(深層コンテンツ含む)
- 天気
- 電話(アプリ起動)
- ボイスメモ
- メモ
- 連絡先
となっています, 今回の検証で分かったのは以下になります.
Title | Crystal無し | Crystalあり |
---|---|---|
時計(各種) | × | × |
設定(各種) | × | ○ |
天気 | × | × |
電話(起動) | × | × |
ボイスメモ | × | × |
メモ | ○ | ○ |
連絡先 | × | × |
※iPhone6 iOS9.0, Launcher ver1.3.1, Launch Center ver2.5 で確認
この通り, すべてのアプリがそうではないようです.
設定アプリは深層にあるコンテンツも含みます.
Crystal以外にもprefs:を持つアプリがありましたので別記事で紹介しています.
〆
これはたまたま自分の場合だけなのかどうかなのか分かりません, Launcherの説明を見ても未だメモアプリは「このランチャーはウィジェット内でのみ動作します」と書かれています.
ハッキリするまで様子見ですかね…