今回はお金の支払い問題です.
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小さい額から考える
具体的な例として例えば567円の買い物をするとします.
1円, 5円硬貨はあるか
まず1円単位を判断します.
今回1円単位では7円なので
- 1円玉×2 (5円玉がない場合)
- 1円玉×7
- 5円玉×1 + 1円玉×2
- 上記のいづれでもない
の4通りが考えられます.
一つ目は1円玉は2枚あるが7枚には足りない場合を含みます.
この場合は取りあえず2枚出せば1円玉2枚を消費しお釣りで5円玉が帰ってきますね.
またこういった場合不足を満たすために十円かそれ以降に繰り上げしなければなりません.
と言うわけでまず1円単位で上記3通りから手持ちの最良を一つ選び, 無理なら一円単位は諦めます.
10円, 50円硬貨はあるか
次は十円単位で考えます.
今回は567円だったので
- 10円玉×1 (50円玉がない場合)
- 10円玉×6
- 50円玉×1 + 10円玉×1
- 上記のいづれでもない
の4通りになります.
ここからは下の桁からの繰り上げがあったならばそれも勘案しなければなりません.
繰り上げがあるなら今回は60円から70円と解釈します.
いづれでもなければやはり次の桁に繰り上げます, この時より下の桁で繰り上げがあった場合, それはこの桁の繰り上げ分で回収できるため無視できます.
具体的に今回の567円で考えると, もし7円(ないし2円)が無く, また10円玉および50円玉が足りなかった場合例えば600や1000円として支払うわけですが, 仮に600円を出すとして50円との差額は100円ですから, 60円を引いても40円ありますから一円単位としての繰り上げ分としては十分ということになります.
100円玉, 500円玉はあるか
続いて百円の単位で考えます.
今回は500円ですから
- 100円玉×5
- 500円玉×1
- 上記のいづれでもない
の3通りになります.
上2通りのいづれかであればそれを出せば, いづれでもなければお札を出せば良いです.
この時点で「上記のいずれでもない」場合を除いて価格を上回るため, 支払いが可能となります.
ダメならお札を出しましょう.
〆
文章にするとややこしく見えますが, 慣れると気にならなくなる…と思います.
とはいえ頭の中で思ってることを書き下すとこんなにもややこしいのかと気付かされます.