iOS16となってこれまでの解析データ自体が無くなったトラブルがありましたが、一部のみ別に移っていたことがわかったため前回同様にはいきませんが更新しました.
※価格は記事執筆時のものです. 現在の価格はApp Storeから確認ください.
レビュー時のiOSバージョン : iOS16.0.2
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ダウンロードと使い方
レシピをインストールしたら編集画面に移動します.
先頭の方に辞書アクションがあるので、その中にある「design_capacity」の値を使用する端末のdesign_capacityに書き換える必要があります(画像の1821という値はiPhone8のもの).
レシピの最初にコメントしておきましたが、以下のサイトが参考になります.
[iPhone]Apple iPhone battery capacity in mAh of all models (2007 - 2022)
[iPad]Apple iPad battery capacity in mAh and Wh - all models 2010-2022
[Apple Watch]Apple Watch battery capacity (mAh & Wh) of all models & editions
iOS15まではこの値も解析データに書かれていたのですが、全体を見る限りiOS16となってからは存在しないようです.
今後改めて調べますが現状この値は外部サイト、およぶ手打ちに依存することとなります.
複数台持ちの場合はレシピを複製し、値を書き換えたものを使い分けるなどの工夫が必要です.
あとは前回と似ています.
設定アプリから「プライバシーとセキュリティ」を開き、「解析と改善」を開きます.
「解析データ」をタップすると色んなデータが並んでいます.
iOS16ではサイクル数などの情報は
Analytics-20xx-~
という名前のファイルに移動したためこれを選びます.
(同じ日付のものが2つあるのはiPhoneとApple Watchのものです)
「解析および改善」のページ最上部の「iPhone解析を共有」がオフになっていると対象の解析データが作成されないため利用できません.
その場合は「iPhone解析を共有」をオンにして一日待つ必要があります.
前日の解析データがその日の午前9時過ぎに追加されます.
ページを開いたら画面右上の共有ボタンをタップし、インストールしたレシピを選択します.
結果は画像のようになります.
①CycleCount:バッテリーのサイクル数です. Appleはこの数字が500を超えたとき, 本来の容量の80%を維持するよう設計している…としています.
②design_capacity:端末のもともとのバッテリー容量です.
③nomial_charge_capacity:バッテリーの名目容量で今回追加した項目です.
④raw_max_capacity:バッテリーの実質容量です. 経済や統計などのそれに従うなら, ③は「外部要因を排除して評価した値」であり, ④は「実際に計測された値(実測値)」と考えられます.
〆
ソースはこちら.
レシピについてはデータ構造とショートカットの問題で処理にもたつくことがあります.
今回はレシピ作成の方を優先したため他の情報についてはまた時間を見つけて探します.