iOS12よりWorkFlowからリニューアルしたショートカットですが, Apple公式となったことで良くなった部分があったりなかったりで2年経ちました.
※価格は記事執筆時のものです. 現在の価格はApp Storeから確認ください.
レビュー時のiOSバージョン : iOS14.0.1
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起動できる場所が増加
WorkFlowからショートカットとなったことでより多くの人が扱うようになり, 同時にレシピを起動するトリガーも増えました.
詳しくは書きませんがここで挙げていきます.
ショートカットアプリ
まずは言うまでもない, ショートカットアプリ自身から起動する方法です.
編集画面にある再生ボタンからでも起動可能です.
ホームアイコン
作成したレシピは「ホーム画面に追加」からブックマークとしてホーム画面から起動できます.
このアイコンはあくまでも「ブックマーク」のため, タップするとショートカットアプリが開き, 処理を行います.
「アプリを起動させる」だけであれば, ショートカットアプリなどを介さず起動できる手段もあります.
ただしプリインストールアプリを含め一部アプリには対応していません.
サードパーティ製ランチャーアプリ
サードパーティ製のランチャーアプリの中には, URLを自分で打ち込むことが可能で, これを利用してショートカットレシピを起動させることが可能です.
例えば"Launch Twitter"という名前のレシピを起動させたい場合はURL欄に
shortcuts://run-shortcut?name=Launch%20Twitter
と打ち込みます.
また, ランチャーの中にはアイコンを長押しして一部のアクションを起動させることができます.
同じくランチャーアプリ次第ではiOS13以前から存在する方のウィジェットにも対応しています.
Spotlight
利便性はともかく, Spotlightで検索することでレシピを起動させることも可能です.
Siri
Siriからでもレシピを起動させることができます.
場所によっては使いづらいですけどね.
オートメーション
iOS13.1よりアップデートされたオートメーションによって, ショートカットの汎用性は更に上がりました.
充電音を変える流行はまだまだ衰えを感じませんね.
一部のトリガで自動実行できないのは残念ですがプライバシーやセキュリティの都合もあるためやむを得ません.
Apple Watch ワークアウト
image:support.apple.com
Apple Watchをお持ちの方はこちらから起動させることも可能です.
起動させたいレシピの編集画面右上にある「…」アイコンをタップし, 「Apple Watchに表示」をオンにしたものが使用可能です.
NFCタグ
ショートカットと組み合わせてIoTを加速させる一つとしてNFCタグもあります.
自分の手持ちはiPhone8で対応していないのが残念です…
ホームウィジェット
ショートカットはiOS14から登場したホームウィジェットに対応しています.
ホームアイコンでもいいですがこちらの方が管理がしやすいですね.
スタックも併用すればより便利になります.
ショートカット→ショートカット
先日紹介した通り, ショートカットで指定フォルダのレシピを選択・起動させることもできます.
これを利用すれば上記までの使い方を組み合わせてより多くのレシピを簡単に扱えるようになります.
〆
このように見てみると, ショートカットレシピは普通のアプリと比べてオリジナルアイコンの存在がない程度の違いしかないということですね.
ホーム画面を整理するときは, これらの選択肢を踏まえて考えてみると良いでしょう.