こんにちは, @the_theorierです.
今回は撮影におけるちょっとしたアイデアを紹介します.
モノによってはスマホ以外, 普通のカメラでも応用できます.
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Tips1 : 接写でのピント合わせ
特にオート撮影だと接写はとても難しいですね.
自動って便利なんですが, 目的の所になかなかピントが合わなくてイライラなんてあると思います.
被写体が花のような小さいものだったり, 後ろに更に花がたくさんある状態だとより合いづらくなります.
例えば上の状態でLightningケーブルの部分にピントを合わせたいとします.
そのままビューファインダでタップしても, なかなか合わないですよね(まぁ合う時はあっさり合うんですがw).
そういうときはもうその被写体でなんとかピント合わせしようと悪戦苦闘しても時間がかかるだけで, 場合によってはシャッターチャンスを逃しかねません.
いっそ諦めて, 「確実にピントが合う」被写体を選び, そちらで目的と同じ焦点距離にカメラとの距離を合わせ, ピントを合わせてロックします.
看板でも何でも, 無ければ自分の服でも手でもいいです.
ロックしたら, 解除せずそのまま目的の被写体にカメラを向けます.
これでピントが合いました.
マニュアルフォーカスでは気にしなくても良いことですが, オートフォーカスで目的の被写体にフォーカス出来ない場合, 使える方法です.
Tips2 : ボリュームボタン付きイヤホンをレリーズに使う
二つ目はボリュームボタンのあるイヤホンをレリーズ, つまりシャッターボタンとして使う方法です.
スマホ(iPhone以外はちょっと分かりませんが)では, ボリュームボタンでもカメラのシャッターを下ろすことができますが, 当然これはイヤホンに付いているボリュームボタンでも可能です.
但し
- スライド式のボリュームでは不可, 押しボタンのみ可能
- カメラアプリによって-(マイナス)側は使えない
- カメラアプリによっては設定で使用可否を変更できる
- ボリュームボタン付きBluetoothイヤホンでもどうやら可能(?)
などいくつか気を付けることがあります, 各々手持ちや設定を確認してから挑戦してください.
使用方法はもうそのまま, イヤホンを挿した状態でカメラを起動し, ケーブルを延ばしてカメラ(スマホ)側を固定した上で, イヤホンのボタンの方でシャッターを切れば良いだけです.
上の画像では撮影上ケーブルを束ねてますが利用時は解きます.
本来のレリーズのようなメリットがすべてそのまま当てはまるわけではありませんが, 少なくとも手ぶれを大幅に抑えることができます.
既にボリュームボタン付きイヤホンを持っていれば新たにレリーズを買う必要もありませんし, 買うにしても専用のはそれなりに価格が気になりますがイヤホンなら巷のあちこちで売ってますし, ボタン付きでも安いものは1000円を切ります.
普段はそれで音楽を聴くもよし, 音質に拘らない方なら一石二鳥です.
因みに上の画像は, iPodTouch5を, カメラレンズを上にして地面に置き, イヤホンのボタンでシャッターを下ろしたものです.
普通に撮ろうと思ったらカメラを持って地面にかがんで撮らないと無理なアングルですが, この方法ならその負担もありません.
一脚も使えば自撮り棒(セルカ棒)になります, むしろ自撮り棒の原型はそのような仕組みだったそうです.
Tips3 : カメラを固定する
写真撮影で問題になる筆頭の手ぶれですが, 如何にカメラ機構などが進化していても, ぶれるときはぶれてしまいます.
三脚や一脚を使えば軽減できますが, 日常で持ち歩くにもいきません.
そういう時は手すりや壁, 机などの固定されたものにカメラを押しあて, シャッターを下ろすと, 手持ちに比べて格段に手ぶれが軽減されます.
状況によって被写体のアングルが制限されてしまいますが, とっさの手段としてとても有効なのでおすすめです.