Last modified:2021.03.06
つい先日そのようなお話をふと見かけたんですが本日無事公開されました.
これさえあれば誰でもiPhoneアプリのURLスキームを簡単に調べられます.
最低条件として, Windowsの場合はバージョン12.6.x以下のiTunes, つまり「アプリをPC管理できるバージョンのiTunes」がないと使用できません.
現時点でダウンロード可能なのはiTunes12.6.5であり, Appleのサポート外となります.
バージョン12.7以降の場合はiTunesを一度アンインストールして12.6.5を再インストールし, 希望のアプリをiTunes上でダウンロードする必要があります.
手軽にアプリのURLスキームを調べられる!
Windows版とMac版が用意されています.
Windows版は64bit版をサポートしているので注意です.
ダメと分かっていても敢えて32bit版のWindows7で試してみたんですがやはり互換性の問題で起動できませんでした.
(´-`).。oO(折角だからと敢えて64bit版Win10を買って構成ユーティリティが使えなくなったのが逆に幸いするとは)
一つ一つ調べるなら, ipaファイルの拡張子をzipにリネームして展開し, 中にあるInfo.plistをエディタで開いて探すのがある意味確実ですが, 数が増えるととても面倒です(そんな大量のアプリを調べるケースって余りないでしょうけども).
そういう場合にこういった手段があると非常に助かります.
物凄い今さらなんだけど、URLスキームを抽出するAutomatorアプリ、無慈悲なまでに撃ちもらししまくってることに気づいた。 pic.twitter.com/4clubJeksf
— しかさω (@four_or_three) 2017年5月1日
そして既存の抽出系アプリでは「撃ち漏らし」があるんですね.
しかさωさんが今回リリースされたアプリは撃ち漏らしなく抽出してくれます.
使い方(Windows10)
Mac版も使い方はほぼ同じです.
上でも紹介したしかさωさんのサイトへアクセスし, ダウンロードしたzipファイルを展開してextract_url_scheme.exeを起動します.
開いたファイルピッカーから調べたいアプリのipaファイルを選択し, 「開く」をクリックします.
複数選択も可能です, 飛び飛びの場合はCtrlを押しながら選択しましょう.
これで対象のアプリのURLスキームがリスト化されたhtmlファイルがデスクトップに作成され, 同時にブラウザで表示されます.
構成ユーティリティを利用した方法は
- アプリを一度デバイスにインストールする必要がある
- そもそも構成ユーティリティ自体が廃盤扱いで起動できない
ということでもう事実上使えませんでした.
今回の場合はデバイスに入れる必要はなく, またipaファイルを自由に選べます.
またipaファイルやipaファイルの入っているフォルダをexeアイコンにドラッグ&ドロップしたり, exeアプリを既定のプログラムに指定しておくことで, ダブルクリックで抽出もしてくれるそうです.
〆
これでサイト運営が更に効率化できます, ありがたいことです…
一部のアプリは今回の事実を知らず一部削除してしまったため, 順次差し戻しもしたいと思います.
追記
2019.06.06
ダウンロードリンクが変更となったため, ハイパーリンクを訂正しました.
2021.03.06
iTunesのバージョン要件について言及.