こんなコメントがSNSでもたまにあるので調べてみました.
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条件
アップデートの回数は原則として「そのOSに対応する全機種が該当する最新バージョン」のみカウントします.
つまり
- 特定機種向けに配布されたバージョン
- 新しいメジャーアップデートが行われた後に配布された旧版のバージョン
- iPad専用のアップデート(iPad OSでない時期のもの)
はカウントしません.
結果
結果は画像のようになりました, なおiOS14は執筆時の最新であるiOS14.5までです.
横軸はそのメジャーバージョンがリリースされてからの日数, 縦軸は上の条件でカウントした各メジャーバージョン内でのアップデート累計回数です.
例えば現時点でアップデート回数が一番少ないのはiOS2,3,5の3種で4回, 一番多いのはiOS13で17回です.
また最近は毎年9月半ばにメジャーアップデートが行われるのが通例ですが, 初期はそのスケジュールはバラバラでした.
例えばiOS3が339日で最も短く, iOS4が508日と1年以上使われていたようです.
まだ折り返しなのでわかりませんが, 現在のiOS14は3位以下と並んでいた状態から頭一つ抜いた状態となっていますね.
棒グラフにすると, 各iOSの日数に顕著な増減がないのに対し, アップデートの回数に増加傾向が見られます.
現状最多のiOS13は17回, つまり単純計算で一月に一回以上はアップデートが行われいていることとなります.
〆
iOS4という例外を除けば, 概ねアップデートの回数が増えているのがわかります.
因みにiOS4の頃はiPhone4に関してゴタゴタがあったため, iPhone4専用のバージョンがあったり, 更にCDMA版かどうかでも異なるため, シリーズ次第で更に回数が増える異色のバージョンとなりました.
最近のバージョンについてはセキュリティアップデートのみのケースがあるため, 必ずしもハードやソフトに関わるアップデートとも言えない状態です.
アップデートの柔軟性も鑑みて, 今後はセキュリティアップデートを分離して行う方針みたいですね.