
少し前に作ったものと、少し手直ししたものを紹介します.
※価格は記事執筆時のものです. 現在の価格はApp Storeから確認ください.
レビュー時のiOSバージョン : iOS26.2
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仕様
簡単に仕様を並べると以下になります.
- あらかじめ用意した名前を選択
- 指定範囲内の体温を選択
- 日付、名前、体温の組を指定のメモに追加
- 当日分を閲覧する機能
レシピ

省略しますが、あらかじめ専用のメモを新規作成しておきます.
そのメモを特定させるために、例えばメモの先頭、タイトルに特定させやすい文字を入れておきます.
今回は体温記録という体なので、ハッシュタグも入れて #体温記録 と入れたメモを作っておきます.
これを使用し、「メモを検索」でくだんのメモを特定させます.
タグを使ったためタグフィルターでもいいのですが、過去にバグがあったためここでは「本文」のフィルターに対して #体温記録 を指定しています.
加えて「順序」は「最終変更日」、「制限」のスイッチをオンにして「1項目」にすることで更に特定しやすくします.

続いて「リスト」アクションに各々の名前を入れておきます.
当日の分を見るための項目もここに入れておきます(今回は「今日のデータを見る」としています).
配置は好み次第ですが、誤操作を防ぐために今回は末尾としています(末尾とするほど項目はないですが).
画像では切れてしまいましたが、これに対して「リストから選択」でひとつ選びます.

選択したものが名前か「今日のデータを見る」かどうかで処理を分けます.
まずは前者の場合.
今回は不特定多数の体温の記録をするので、まず体温のリストを作ります.
リストする体温の間隔(最小単位)と最小値、最大値を決めておきます.

上で決めた間隔、最小値、最大値を使って範囲内の項目数を計算します
(最大-最小)/間隔+1が正しい式だったんですが画像では誤って10をかけてますね、間違ってはいないですが…
適用に用意した変数tmpに最小値を代入し、上で計算した回数だけ繰り返します.
その中でtmpを体温リスト(適当に名付け)に追加し、tmpに間隔分を加算して上書きしていけば最小値から最大値まで、指定した間隔刻みのリストが出来上がります.
組み合わせ次第で末項がひとつ増えるのは御愛嬌.

体温のリストができたので「リストから選択」でひとつ選んで今回の体温とします.

これで然るべき名前と体温が決まったので、「テキスト」アクションで日付とともに体裁を整え、最初に検索したメモに追加します.
最後に「ショートカットを停止」が入っていますが作成時に停止しないマイナーバグを起こしていた名残りなので無くても問題ないです.
これで「今日のデータを見る」以外を選択した場合は終わりです.

単純にメモの結果を見るだけなら、該当メモを取得して「コンテンツを表示」などで表示すればいいんですが、今回は記録されたうちの当日のものだけを表示するのでちょっと工夫が必要です.
まず該当メモを「テキストを分割」で分割し、「テキストを置き換え」アクションのオプションにある正規表現をオンにした上で以下のようにします.
・入力:改行済のテキスト
・対象:/
・置き換え:\/
この置き換えをしないと次のアクションが面倒になるため敢えて付けておきます(なのであらかじめ日付フォーマットを例えばyyyy年MM月dd日…などにすればこのアクションは不要です).
これを行った上で、「一致するテキスト」で
現在の日付.*
にマッチさせます、ようは今日の日付から始まる行のみ拾うことができます.
これを表示させれば完了です.
実行

実際に動かしてみます.
まず名前を選択すると…

体温を選択することになります.
レシピ自体はこれで終わりです.

名前の代わりに「今日のデータを見る」を選択すれば、その日付を含む行だけ「コンテンツを表示」で見ることができます.

メモの方にもちゃんと書き込まれています.
なお、区切りをタブにすればエクセルやスプレッドシートなどにコピペする際便利になります.
応用
このままでも特に問題ないですが、少し手を加えたものを貼っておきます.
https://www.icloud.com/shortcuts/0d1b9d6fbffa4670afe4c7d9effd78d8

ベースは上記と同じですが、このレシピでは体温まで選択した後、再びレシピを呼び出し、前回選択した名前の先頭に◯を付けます.

◯が付いた項目を選択すると、記録済みである旨の通知と共にレシピを再実行します.
〆
この記事ではあくまでも体温記録に寄せたレシピですが、同じ仕組みで例えば以下の目的、仕様に組み替えることもできます:
- 出欠、欠席、遅刻の記録
欠席や遅刻などであればその理由も - バイト、ボランティアなどの簡易勤怠
出勤、退勤、休憩開始、休憩終了など - イベントや災害時の簡易点呼、安全確認
- 服薬
ヘルスケアアプリを使えばいいですが念の為 - 保育園向け
体温以外に食欲や排便有無など - 学習・作業ログ
勉強時間やトレーニング記録
ルーチン消化確認 - 業務タスク
正規表現を活用すれば進捗度合いの記録も可能
複数使えばメモひとつで全体を把握できますね.
場合によっては専用アプリのほうがいいですが、場合によってはショートカットの方が目的に適うこともあります.

