結構前に内閣官房のHPでオープンデータが公開されていました.
※価格は記事執筆時のものです. 現在の価格はApp Storeから確認ください.
レビュー時のiOSバージョン : iOS14.7.1
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感染者数などのJSONデータ
データ自体は厚生省のものでですが, 厚生省ではCSVで公開しているものを, ここ内閣官房ではJSONにして公開しています.
シンプルな構造ならショートカットで扱うことを考えるとどちらでもあまり難易度は変わりませんが後者の方がやはり便利です.
ダウンロード
レシピ
今回もレシピを見てみます.
ここで公開されている感染者数データは
- 累積の陽性者数
- 入院治療等を要する者
- 累積の死亡者数
の3つです.
実際にはもう一つ, 都道府県別のデータがあるのですがJSONの作りが他と異なるため今回は外しました.
画像の通り, 名前とURLの組で辞書に入れておきます.
続いて調べたい開始日とそこからの日数を入力させます.
最初に追加した3つのJSONデータを「Webの内容を取得」で読み込んでおきます.
ここからは日ごとの繰り返し処理です.
そのまえに予め内部演算ように開始日を指定した変数(ここではtmp_date)を設定しておきます.
各感染者数データは日ごとに辞書の形式となっているため, 各々を改行で分割し, 「ファイルにフィルタを適用」で該当日を含む行(のJSON)を取り出し, 「入力から辞書を取得」で辞書にしてから「テキスト」アクションで好きな体裁に整えます.
同じことを他の2つのデータでも行います.
体裁を整えたテキストは何らかの形で結合処理します.
こうして得られた結果(今回の変数value)は1日分のものです.
複数日実行することを想定し, これを改めて他の変数(今回はdata)に追加します.
最後に内部処理用の日付変数(tmp_date)を一日増やし, 変数valueを次の繰り返しでつ使い回すために「ショートカットの入力」でクリアしておきます.
最後に繰り返しを終えたところで変数dataを表示して完了です.
これで開始日と日数を指定することで…
指定日から指定日数分の感染者数データが表示されます.
(画像が見切れていますがちゃんと7日分あります)
〆
今回はChartyでのグラフ化は割愛しました.
大本のページでグラフ付きで見れますが, ページ上のメニューが邪魔で見づらいですね(スマホでは見やすいですが).