本来の目的はもちろん、オートメーションを介して有用な集中モード.
コントロールセンターからもオンオフできますがレシピから操作することを考えてみます.
※価格は記事執筆時のものです. 現在の価格はApp Storeから確認ください.
レビュー時のiOSバージョン : iOS16.3.1
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現在の集中モードに応じて処理
シンプルに「集中モードを設定」を使ってもいいのですが、実際にはすでに何らかの集中モードがオンの場合もあります.
そこで現在の集中モードに応じて場合分けします.
「現在の集中モードを取得」で今の集中モードを取得し、これに対してif文を適用します.
if文の条件は「任意の値」になります.
つまり何らかの集中モードがオンの状態をifの条件とします.
何らかの集中モードがオンということなのでここからやることを考えると例えば
- 別の集中モードに変更する
- 現在の集中モードをオフにする
といった選択肢があります.
画像のように、プロンプトに現在の集中モードを入れておくと使い勝手が良いです.
まずは別の集中モードに変更する場合です.
「集中モードを設定」アクションを追加し、モードは変数をタップして「毎回尋ねる」に、オンオフは「オフ時までオンにする」にします.
現在の集中モードをオフにする場合は「集中モードを設定」アクションで対象を現在の集中モードに、オンオフは「オフ」にします.
使い勝手のためにレシピを終了するメニューも加えるといいです.
if文の「その他の場合」、つまり現在の集中モードがオフの場合は集中モードをオンにするアクションを入れます.
上のメニュー「別の集中モードに変更する」で入れたアクションを同じものです.
手間でも良ければこちらも「メニューから選択」を使って何もしない選択肢を入れるのもアリです.
結果
これで集中モードがオフの場合はいずれかの集中モードを選択するように.
逆にいずれかの集中モードがオンの状態で実行した場合はその旨と選択肢から選ぶようになります.
〆
ミュージックや写真のように対象のリストを取得することができないため「毎回尋ねる」に依存することになります.
そのためプロンプトを使ってのメッセージや位置調整ができないのがデメリットですね.