こんにちは, @the_theorierです.
先日理不尽な後出しじゃんけんによってAppStoreからリジェクトされていたランチャーアプリ「Launcher」がパワーアップして復活したと, @kissatenさんから教えて頂きました.
Launcher
当時はiOS8やiPhone6,6pの登場に湧き, iOS8リリースで解禁された通知センターのウィジェット機能にこれが無いはずか無いと言っても過言でないアプリでした.
審査が通ったのに…
折角審査が通ったのに, しばらくして「通知センターの『Today』は『今日のできごと』を表示するところだからランチャーとして使うな」と, リリースされてからAppleによって指摘され, 残念ながら早々に削除されてしまいました, 実際今日使うモノだし, そもそも審査通しといて後出しじゃんけんとは何事だと, 当時デベロッパさんも怒り心頭でした.
それ以前も以降も, 同じような「後出しじゃんけん」をAppleはよくやっており, 例えばその後にリリースされた, 通知センターからメモが取れる「neato」というアプリも, 同じように「通知センターでキーボード機能は使うな」と要請を受けました.
メモアプリなのにキーボードを使わせてもらえないなんて, そのアプリそのものを否定したようなものですよね, これも審査通ったのに…
とはいえこのアプリは未だリジェクトされずに残ってます.
こういうことが色々あったので, 折角の通知センター解禁なのにアプリによっては「直ぐリジェクトされるかもしれないので早めにダウンロードしましょうね!」という謳い文句がデフォルトになるくらいでしたw
Launcher無き後の素晴らしいアプリ
少し戻ってLauncherがリジェクトされた後, やはり「Launcherに代わるアプリ」を…とお考えになったのかどうなのかは分かりませんが, それに関わるデベロッパーさんは色々と工夫してランチャ機能を実装するために努力されました.
以下に挙げるアプリ達が特に評価が高いものと思われます.
どちらも同じデベロッパーさんで, なんと「メモにhtmlを実装する機能」により, htmlを組んでランチャーとすることが出来るというビックリなアプリです.
自分もこのアプリのお陰でhtmlについて多少なりとも知り, 扱う切欠になりました, 当時LauncherはPro版にする間もなくリジェクトされてしまったので, 足りない分をこのアプリでカバーしています.
当然ランチャー以外の使い方も秀逸で前者はその遥か前から評価のあるアプリです.
別の事情で, iOS8では(7もそうなのかもしれませんが)設定アプリの各種URLスキームが, 存在しても使えないランチャーアプリがある中, それが使える数少ないアプリとして評価されています.
ほかにもありますが話が長くなってしまうのでここでは割愛させていただきます.
復活したLauncher
さてやっと本題ですw
以前は↓のような感じにLauncherが起動するアイコンが必ず付いてましたが…
アップデート(復活)によってそれが取り払われました!
まぁ個人的には, たまーにLauncher自体を開きたいときがあったのであれはあれで便利だったんですけどね.
まぁLauncher自体のURLスキームは launcher: なので, 置いときたいって人はLauncherにLauncherを設定しておけば良い話ですw
Launcherの使い方などはこれまでとそこまで変わりませんよ, @kissatenさんが解説されてますので参考にしてください!
今回の見どころ
バグ修正などはさておき, 今回追加されたものとして大きいのは
- アイコンラベルの非表示(Pro)
- アイコンの大きさの変更(Pro)
だと思います.
とは言ってもラベルの非表示はこれまでも「ラベルにスペースを入れる」ことで実現出来ていましたので, 実質大きいのは二つ目のアイコンの大きさ変更ですね.
因みにラベルが非表示に出来るからと言って, 何も書かなくても良いとかラベル編集窓が無くなる…といったわけではなく, 何かしらはちゃんとラベルに書かないとエラーになります, 面倒ならこれまで同様スペースでも打っておきましょうw
大きさの違いは下のようになります.
↑つまみを一番右にした場合, いままでのと同じ大きさでアイコンが横に4つ並ぶ大きさです.
↑真ん中のサイズ(Pro), 一回り小さくなって横に5つ並ぶ大きさです.
↑一番小さいサイズ(Pro), 更に小さくなって横に7つ並ぶ大きさです.
流石に一番小さいのはタップし辛そうですね^^; 変更するにしても中サイズになりそうです.
もう一つ「パワーユーザー設定」というのがあるんですが, 色々弄ってもどう違うのか分かりませんでした…
分かり次第追記したいと思います(汗)
(追記)
@kissatenさんに教えて頂きました!ありがとうございます!
この「パワーユーザー設定」は上記の「アプリランチャー」で設定した項目に関するもので, オンオフでURL部分
オフだと上のようになっていますが, オンにすると…
上のようにLauncher側が用意してくれたURLが表示され, 更に編集もできます.
「新しいランチャーにURLを表示する」は新しくランチャーを設定する際に, また「ランチャー編集にURLを表示する」は既に設定したランチャーを編集する際のもので, 表示非表示などは同じです.
アプリによってはパラメーターを使って更に便利に使える場合があったり, また単純にアプリを起動するのが目的の場合は別に表示してくれなくても良いですから, そのための配慮といったところでしょうか(追記ここまで).
これでよりURLスキームも使いどころが増えたというものですw
自分の別サイトで紹介してますので, 悪用しない範囲で大いに使ってください!
〆
これでLauncherを如何なく使うことが出来てとても嬉しいですねw
この記事を書くのに時間を割いてるのでまだそこそこしか触ってないですが, 何度か使った感じでは通知センターを開く際のラグ(開ききった時にズレたり一瞬消える現象)は見られませんでした.
通知センターを開いて即タップしてサクっと起動してくれます, とてもキモチイイw
先日, Music Launcherがリリースされた時にここ↑からどうなるかなぁ…というやり取りをTwitterでやってましたが…
どちらも「進化」してくれましたw良かった良かった.
因みにPro版は400円とお高めですが, 買っておいて損は無いと思います!
(更に追記)
ランチャーアイコンの大きさ変更とラベル非表示などはPro Versionの機能になります.
後者は最初に述べた通りですが前者はアドオンを購入しないと変更できません, 注意してください.
然るべき部分に(Pro)と添えておきました.