こんにちは, @the_theorierです.
今回は擬似透過アイコン作成で有名なiEmptyさんのサイトについてです.
iOS9のデバイスでは一点のみですが注意したい点があるのでそれについて触れたいと思います.(自分のデバイスはiPhone6, iOS9.0です, 他のデバイスで同じかは不明).
取り敢えず途中までは先日紹介した通りのやり方で普通にやります.
アイコンにしたい場所を選んだらこの画面になりますね, 下のエクステンションを開いて…
「ホーム画面に追加」をタップします.
これまではこの後の「ホームに追加」の画面でアイコン名の部分にテキストは存在しませんでしたが, iOS9では上のように四角に囲まれたはてなの記号が入力されています.
この状態のまま「追加」を押せば, アイコン名は空のままになります, これを削除すると「追加」のボタンが灰色になって押せなくなります.
辞書登録などはできない
で, そんな役割の記号があるならユーザー辞書なり何なりに登録して使いたいと思うわけです.
しかしクリップボードにコピーできるものの, 貼り付けた先のコンポーネントから抜けると空の状態になってしまいます.
試しにATOKで登録しようとすると…
「表記」の入力コンポーネントから抜けたとたんに消えてしまいました…
しかし一応登録されているためか, それっぽいスペースは存在します, 押しても何の反応もありませんが…
なおiOS標準のユーザー辞書は登録出来ますが候補に出てきませんでした.
またメールで試してみたんですが
- 件名 ⇒ 貼り付けは可能だが受信すると空になる
- 本文 ⇒ 貼り付けの時点で空になる
となってやはりダメ.
なんとかして保存しておきたい
何故そう言うか…というと, コンポーネントから抜けると空になる半面, 入力された時点ではその分のキャラクタが入っているわけです.
この意味する所は, この記号を利用することでcocoppaやLINE DECOなどのアプリアイコン加工アプリにも利用できるからです.
つまりその他アプリアイコン加工アプリでも脱獄せずに好きな画像でアプリ名なしのアイコンが作れるというわけです.
すべてを確認することはできませんが取り敢えずcocoppaでは成功しました, 他でもおそらくできると思われます.
この細かに見える変化は, 特に「脱獄なしでラベルなしのアイコンを作りたい」人にはうってつけなわけですね.
もちろんiEmptyさんのサイトでそのまま作ればいいんですが, アプリアイコンを加工してそのまま利用できればそれに越したことはありません.
どの手段なら「残しておけるか」
というわけでそれを知れば, 次は「この記号をどう使いまわすか」に興味が向いていくものです.
辞書登録はダメだったので, もうこれはローカルにメモに保存するか, クリップボード支援アプリしかないだろうと.
上のReMemoというアプリからも分かる通り, 標準のメモリアプリでもこのように貼り付けに問題なく, またこれをクリップボードにコピーしても空になることがないのを確認しました.
保存もできるので取り敢えず使い続けることはできます, ちょっと面倒ですが.
まぁしかしiOS9になって back to app が広範囲に使えるようになりましたから, 例えばウィジェットランチャーにメモを置いて,
使いたい所でウィジェットからメモを起動
⇒ 記号をコピー
⇒ back to app で戻る
でOKですね.
次にクリップボード監視アプリです.
取り敢えず上の通りでコピペ+, Clip&Paste, Clipsの3つを試してみました.
上の画像では正直分かりづらいですよね…
実際には上の通りで赤い矢印の場所があの記号のものになります.
いづれもタップしてクリップボードにコピー, エディタにきちんと貼りつくのを確認しました.
但しCopyCenterさんのようにペーストしても空のケースがありました, 必ず貼り付けれるというわけではなさそうです.
こういった物事の原因はアプリ側であったりApple側(iOS側)であったり, 或いはユーザーの勘違いであったりと様々なので何か一つに断言するものではありません.
〆
ホントは「今までは空だったのに記号が入ってるよ!」程度のつもりだったんですが記事を書いてる最中でも色々気付くことがあったので結局こんなことになってしまいました…
この記号の存在は上記の通りで中々使えそうです, アイコン作ったり利用するのがお好きな方はちょっと気にしてみてください.
サイト側が仕様変更されたらそれまでですけどね, それなら尚更この記号は「取っておいた」方が良さそうです.