もう一人のY君

iPhoneアプリのレビューやアップデートレビューなどを書いています. たまに数学の記事も書きます.

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スクリーンショット音の大きさは方法によって異なるか

 151025_00

  こんにちは, @the_theorierです.

 

  iOS9になってから, Assistive Touchがカスタムできるようになり, 最上位からホームボタンに戻ったりスクリーンショットが撮れるようになりましたね.

 

sbapp.net

 

  とても便利ですね.

 

  ただちょっと気になってたんです, 普通にホームボタンとスリープボタン同時押しより音が大きい気がしたんです.

 

  これまでは気のせいかと思ってたんですが, やはり気になるので簡単に調べてみました.

 

  使用したのは

 

  •  iPhone6, iOS9.1 (発音側.)
  • iPodTouch5, iOS9 (集音側. アプデが面倒でやってないだけです…)

 

 になります, 集音に使用したのは以下のアプリです.

 

dBMeter Pro

dBMeter Pro

  • Matthias Schorer
  • ユーティリティ
  • ¥360

 

 151025_01

  アプリ自体はこんな感じです.

 スクショでは125ms間隔になっていますが今回はパルスの方で毎回の最大値を目視して記録しました.

 なお発音側のスピーカーと集音側のマイクの距離はおおよそ10cm程度です.

 

  これで通常の方法(ホームボタン+スリープ)とAssistive Touchそれぞれ50回測定しました.

 100回とかやっても良いんですが結果的に「微妙」だったのでこの程度にしました…

 

  取り敢えず結果のヒストグラムを見てみましょう.

 

 (Assistive Touchの場合)

 151025_05

 

 (通常の場合)

 151025_04

 

  前者の方がまとまっているように見えますね.

 

 

 151025_03

  一応作ってみた箱ひげはこうなります.

 

  なお他の指標は

 

 (平均値(dB))

 Assistive Touch : 78.762

 通常 : 78.66

 

 (中央値(dB))

 Assistive Touch : 78.8

 通常 : 78.7

 

 (分散)

 Assistive Touch : 8.6378

 通常 : 17.42

 

 

  ばらつきに差は認められるとはいえ, 平均値で見ても0.1dB程度しか変わりませんね…

  中央値と平均値とのズレを考えるとそれなりに違いはあるのかな?という印象です.

 

 

  これが2~3dB程度の違いだったらそれなりに違いを感じることが出来るんでしょうが, 少なくとも今回の結果では「気のせい」ということでしょうね…