新作が出るたびに(出なくともですが), 他機種との比較がしたくなるものです.
毎回ググってたら面倒くさいので情報を揃えたものがあれば, そして追加できることができればそれに越したことはありません.
※価格は記事執筆時のものです. 現在の価格はApp Storeから確認ください.
レビュー時のiOSバージョン : iOS14.0.1
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ダウンロードと使い方
https://www.icloud.com/shortcuts/b431bdca35ae45638c9c5aaef9217990
突貫で作ったため, レシピ自身は問題ないですが肝心の中身に誤りがあるかもしれません.
またiPhone6以降のiPhoneシリーズのみ収録しています.
追加済みの情報も完全に網羅しているわけではありません, 必要あらば各々追加してください.
機種は複数選択できるようになっています(というよりそれが今回の目的なので).
予め「辞書」アクションに入れておいたデータを「結果を表示」アクションで表示します.
「最終iOS」で"-"になっているのは未確定であることを意味しています.
「その他」については配布時点ではiPhone12シリーズしか追加されていません.
他の機種は辞書の項目として存在しないため, 何も表記されません.
ショートカットの仕様か, エラーでなく無視されるようです, ありがたいですね.
フロー(一部)
以下ではフローの一部を紹介します.
そもそもiPhoneシリーズの比較以外にも使えますからね.
一番はじめに元の情報を入れるための「辞書」アクションがあります.
比較するべき対象をキーとし, 値はいずれも「辞書」とします.
値となる辞書はテキストとし, 同一の対象に存在する, 今回で言うなら発売日やOSなどのより具体的な情報を入れていきます.
これでメインとなる辞書にはシリーズをキーに, 各シリーズの情報を値として構成されています.
更にシリーズの情報はそれぞれ共通するコンテンツをキーとする辞書となっています.
辞書にデータを書き終えたら, 次に「リスト」アクションを追加して先程の発売日やOSといったラベルそのものをリストアップしておきます.
このリストは次に行う「項目ごとに繰り返す」の2つ目で用います.
リストを書き超えたらメインの処理に入ります.
まずメインの辞書のキーであるシリーズをすべて取得し, それを「リストから選択」で複数選択させます.
これで必要なシリーズ名だけ選択したことになります.
この結果を用いて「各項目を繰り返す」で同じ処理を行います.
各シリーズにはコンテンツの辞書があるため, シリーズをキーとして値を取得します(画像で「コンテンツ辞書」と変数定義).
この中には今回は発売日やOSなどをキーに, 各々の具体的な内容が値に入っていますから, それらを順次取り出し, 「テキスト」アクションで好きな体裁にしてから別の変数に「追加」します.
赤い枠で囲った部分がその一つ一つの処理です, これを各コンテンツですべて行います.
今回, 「その他」については複数項目を想定して各内容を$で区切り, 変数に追加する前に$で分割する処理を行っています.
全部終わったら各コンテンツとその値を好きな体裁で表示させます.
〆
途中の処理は「繰り返しインデックス」を使いたかったんですが, 各項目を別々の変数に追加することを考えるといいアイデアが浮かびませんでした.
もっと頑張って, 結果をHTMLで書いてリッチテキスト形式で表示する…なんてこともできます.