先日利用可能となった厚生省のコロナワクチンナビの利用を少しだけサポートするレシピです.
※価格は記事執筆時のものです. 現在の価格はApp Storeから確認ください.
レビュー時のiOSバージョン : iOS14.4.2
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コロナワクチンナビ
サイト自体はこちらです.
ワクチンの予約などについては自治体単位で行うようですね.
会場が複数あって選べる場合もあれば一か所しかない場合もあります.
検索ページは上記ページの「接種会場を探す」になります.
ページを見てわかる通り, 都道府県→市町村(自治体)を選択し, そこから
- 会場の条件(予約可能, 一般受付可能)
- 検索ワード
- ワクチンメーカー
を指定して絞り込みます.
レシピを作るための前準備
これらはURLの後ろにパラメータとして追加することが可能なので, レシピで好きにカスタムできます.
ベースとなるURLは
https://v-sys.mhlw.go.jp/search/list.html?
で, この後ろにパラメータを追加します.
パラメータ名 | 必須 | 説明 |
---|---|---|
id | ○ | 市町村の自治体コード(6桁)、次のURL(PDF) |
availableOnly | 予約可能な会場のみ表示、表示する場合の値はon、表示しない場合はパラメータを追加しない | |
generalPracticeOnly | 一般受入可の会場のみ表示、表示する場合の値はon、表示しない場合はパラメータを追加しない | |
keyword | ○ | 検索ワード、値を空にしても可(全件検索)、エンコードは不要 |
vaccineMaker | ○ | ワクチンメーカーコード、執筆時点ではファイザー(pf)のみ |
page | 検索結果のページ番号、パラメーターなしだと自動的に1ページ目(値1)になります |
例えば名古屋市で「一般受入可の会場のみ表示」にのみチェック, 検索ワードが「西」の場合
となります.
というわけでこれらの情報をもとにレシピを作っていきます.
レシピ
まずは「辞書」アクションを使って各パラメータの値を指定しておきます.
任意パラメータである「予約可能な会場のみ表示」と「一般受付可能の会場のみ表示」の値はブール値として追加します.
変更したい場合は各値を書き換えてもいいですしサイトを開いてから行ってもいいです.
検索ワード用に「入力を要求」を追加し, まずは必須パラメータだけ先に構成しておきます.
続いて任意パラメータの一つである「予約可能な会場のみ表示」です.
最初の「辞書」アクションの値で「真」にしていた場合, 出力は「はい」なのでこれに一致している場合のみパラメータをURLの後ろに繋げます.
同じことを「一般受付可の会場のみ表示」についても行います.
最後にURLを「Webページを表示」アクションで表示させます.
「URLを開く」でもいいんですが, 「Webページを表示」アクションは指定のURLをSafariビューコントローラ, いわゆる「アプリ内ブラウザ」で開きます.
現在開いているアプリを閉じることなくURLを開けるメリットがある上, アクションの都合でこちらの方が若干表示スピードが速いです.
実行して確かめます.
ちゃんと作った通りの結果になっています.
〆
執筆時点では予約も受付も行っていない, もしくは準備中の会場ばかりですが追々対応することとなります.