Webや写真アプリにあるQRコードは、長押しするなどしてURLなどを取得することはできます.
しかし何らかの理由でうまく取り込めない場合があります.
それを抜きにしてもショートカットを介することで単純にコピーする、開く以外のこともできます.
中にはスクリーンショットを撮ってLINEやGoogleレンズを使う方法もありますが、それだと場合によってスクリーンショットを消す手間が生じます.
今回は単純に取り込んでコピーするか開くレシピを考えてみます.
※価格は記事執筆時のものです. 現在の価格はApp Storeから確認ください.
スポンサーリンク
レシピ
今回のレシピではActionsも使います.
「共有」アイコンから実行するレシピとして組むので設定しておきます.
「スクリーンショットを撮る」で実行画面のスクリーンショットを撮り、これをActionsの"Scan QR Codes in Image"でQRコードを取り出します.
基本的にはこのアクションで取り込んでコピーか開けばいいんですが、何事も例外は生じえます.
考えられるのはスキャンした結果の個数です.
なのでまずオプションの「Scan Multiple」をオンにします.
そして「数える」でこの結果の数を取得します.
まずは結果が0の場合です.
0なのはスクリーンショットした中にQRコードが無かったか、読み取れなかった場合です.
なのでその旨のアラートを用意し、レシピを終了させます.
次はスキャンした結果がひとつの場合です.
適当にプロンプトを用意します.
折角なので中身がなんであるかを表示させます.
「メニューから選択」でスキャンした結果のコピーや開く処理を行います.
今回はループさせるわけでもなければその後に処理するアクションもない、別のレシピをコールするわけでもないので、何もしない処理に何もアクションを入れなければレシピは終了します.
スキャンした結果が複数ある場合、それがURLであってSafariで開くことを想定するならひとつに選ばせる必要があります.
なのでプロンプトを作っておいたうえで「ファイルにフィルタを適用」でスキャンした結果を名前で並び替えし、「リストから選択」でひとつ選ばせます.
(並び替えは必須ではないです)
ひとつ選ばせたのでひとつだった場合と同様、コピーするか開くか…などを「メニューから選択」で選ばせます.
各メニューの内容は、複数から選択した対象であることを除けばやることはひとつだけだった場合と一緒です.
実行
これでWeb上のQRコードを取得できました.
複数あっても大丈夫です.
画像ではQRコードが6つありますが、左下は上部分しかなく、また右上も全体があるように見えて左上の一部しかないのでQRコードとして認識できない状態、結果読み取れたのは4つということです.
〆
撮影関係のアクションは、あくまでも撮影して結果として出力するだけなので、その時点では写真アプリなどに保存されているわけではありません
なのでレシピが終了すれば保存されず削除されます、なのでいちいち保存してその後削除する手間がいらないわけですね.
先の電話番号検索と同じです.