ショートカットを使ってホーム画面を色々カスタムしている方は多いと思います.
※価格は記事執筆時のものです. 現在の価格はApp Storeから確認ください.
レビュー時のiOSバージョン : iOS16.4.1
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ホーム画面に追加したアイコン
ショートカットでは作成したレシピをホーム画面に追加し、それをタップすることで実行できます.
その際アイコンも指定できるためカスタムアイコンとして利用することもできます.
これで作成したレシピのショートカットが出来たわけですが、では該当レシピに関わるアプリ、またレシピそのものを削除してしまったらどうなるでしょうか?
アプリを削除した場合
もし該当のオリジナルアプリを削除した場合、追加したショートカットアイコンは反応しなくなります.
ショートカットレシピにおいてアプリを開く操作は該当アプリのバンドルIDというものを使用しています.
一致するバンドルIDのアプリが無いために実行できないわけですね.
そしてこの場合とくにエラーが出るというわけでもなく、アイコンをタップしても反応しません.
レシピ内で該当アプリのアクションを使っている場合など、特定の条件であればエラーが出てきます.
どんな操作にしろ、該当アプリが関わるレシピを正しく実行するにはそのオリジナルのアプリは必須ということです.
レシピを編集・削除する
ホーム画面にアイコンを追加した後に該当レシピを編集したり削除するとどうなるかも気になります.
実際にやってみるとわかりますが、以下のようになります.
編集 → 編集内容に合わせて変わる
削除 → 削除前の状態で使える
編集についてはレシピのデバッグをする上でとても役立ちます.
レシピを削除しても使えるのは、ソースとなるplistから直接実行しているからだと推測します.
逆にこの場合は元のレシピがもう存在しないため、編集することができなくなります.
ショートカットレシピはアプリを開くだけ…といった単純なレシピなら数十KB程度と写真や動画などに比べたら微々たるものなので、マイショートカット(あるいはすべてのショートカット)にレシピが雑多に増えること以外でそのままにしておくデメリットは特にありません.
また編集による変更がそのまま追加済のアイコンにも反映されてしまうことから、アプリアイコンとしてのレシピの使い回しはできないという点に注意です.
一つのレシピで頑張って複数作っても、完成するのは全部同じ内容のレシピです.
〆
以上からわかることは、
- オリジナルのアプリは残さないとダメ
- レシピは削除してしまっても大丈夫
ということですね.
アプリを開くだけのレシピというのは非常にシンプルなので、もし消してしまってもすぐに作り直せます.
なのでアプリアイコンのために作ったレシピは使い捨てだと思ってあえて削除しておくのも悪くないかもしれません.