これまでバッテリー容量は二項目でしたが, もうひとつ追加しました.
※価格は記事執筆時のものです. 現在の価格はApp Storeから確認ください.
レビュー時のiOSバージョン : iOS15.0
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ダウンロード
これまで通り, レシピをインストールしたら設定アプリの「プライバシー」>「解析および改善」>「解析データ」と進み, log-aggregated-xxx~の項目を開いて画面右上の共有アイコンからこのレシピを呼び出します.
「解析および改善」のページ最上部の「iPhone解析を共有」がオフになっていると対象の解析データが作成されないため利用できません.
その場合は「iPhone解析を共有」をオンにして一日待つ必要があります.
前日の解析データがその日の午前9時過ぎに追加されます.
項目を増やしたのに合わせて, バッテリー寿命を他と改行で分けておきました.
順序も少し変わったので注意してください.
①CycleCount:バッテリーのサイクル数です. Appleはこの数字が500を超えたとき, 本来の容量の80%を維持するよう設計している…としています.
②design_capacity:端末のもともとのバッテリー容量です.
③nomial_charge_capacity:バッテリーの名目容量で今回追加した項目です.
④raw_max_capacity:バッテリーの実質容量です. 経済や統計などのそれに従うなら, ③は「外部要因を排除して評価した値」であり, ④は「実際に計測された値(実測値)」と考えられます.
じゃあ「外部要因とは?」となるんですがあるとしてもバッテリーの劣化や端末の温度変化くらいしか思いつきませんね. それどころか前者がどうやって具体的な値として影響するのか…と思うとなんだか違う気がします.
今までこの違いがイマイチ分かっていなかったんですが無価値でないのは明らかなので追加しました.
このnominal_charge_capcityを追加したことでバッテリー寿命の指標が一つ増えたことになるため, これを含めた3項目
- nominal-battery.health
- raw-battery.health
- battery.MaximumCapcityPercent
を分けておきました.
〆
前回から変わらずチェックしていますが, battery.MaximumCapcityPercentが設定アプリで確認できるバッテリー寿命の値に一致するのを確認しています.